記事 | PAYSAGE-お気に入りの食器たち
2025/05/26 05:57
日本には数々の工芸品がありますが、その中でも「津軽びいどろ(つがるびいどろ)」は、四季のうつろいをガラスという透明な素材に閉じ込めたような、美しく、どこか懐かしい存在です。
こんにちは、PAYSAGE(ペイザージュ)です。
今日は、北欧食器やポーリッシュポタリーと同じように、毎日の食卓にさりげなく彩りを添えてくれる「津軽びいどろ」の魅力をご紹介したいと思います。
津軽びいどろとは?
「津軽びいどろ」は、青森県の伝統工芸品として知られるガラス製品。起源は漁業に使われていた「浮き玉(うきだま)」の製造にあり、そこから工芸品としてのガラス器へと発展していきました。
特徴的なのは、色ガラスを巧みに使った色彩の美しさと、吹きガラスによる柔らかいフォルム。
まるで自然の風景をそのまま閉じ込めたような器は、手に取るたびに季節を感じさせてくれます。
津軽びいどろの魅力は「色」と「ゆらぎ」
津軽びいどろの一番の魅力は、なんといってもその色合い。
春には桜色、夏には青や緑、秋には紅葉のような橙や金、冬には雪を思わせる透明感や銀白色。
青森の風景からインスピレーションを得て、四季の情景をガラスに落とし込んだようなデザインが多く見られます。
そして、**手仕事ならではの「ゆらぎ」**も大切な要素。
均一ではないフォルムや厚みの微妙な違いが、まるで自然のように個性的で、手にした人に優しさと温もりを与えてくれます。
北欧食器やポーリッシュポタリーとの相性も◎
PAYSAGEで扱う北欧食器やポーリッシュポタリーは、デザイン性だけでなく、日常使いしやすい丈夫さと機能性が魅力です。
そこに津軽びいどろを組み合わせると、器の世界がぐっと広がります。
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北欧の白磁と、津軽びいどろの鮮やかな色が織りなすコントラストの美
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ポーリッシュポタリーの素朴で温かな絵柄に、びいどろの涼しげな質感が加わる夏のテーブル
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透明なびいどろグラスに、エクストラバージンオリーブオイルを注いで、食卓にアクセントを添える…という演出もおすすめです。
津軽びいどろを取り入れるヒント
津軽びいどろは、単なる観賞用ではなく、日々の食卓に実用的に使える器です。
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冷たい前菜やデザートを盛る小鉢として
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オリーブオイルやドレッシングのサービングディッシュに
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夏場には、冷茶グラスやカクテルグラスとしてもぴったり
透明感と涼しさを持つガラスは、春夏の食卓に特におすすめですが、秋冬にも使える落ち着いたカラー展開もあるので、一年を通して楽しめるのも嬉しいポイント。
おわりに:器に映る風景を楽しんで
「津軽びいどろ」は、日本の自然や暮らしに寄り添ってきた工芸の一つ。
ひとつひとつが手仕事で生まれるため、まったく同じものはふたつとないという特別感があります。
普段づかいの中に、ちょっとした贅沢を。
北欧食器やポーリッシュポタリーと同じように、自分らしいテーブルコーディネートの一部として、ぜひ津軽びいどろも取り入れてみてください。
PAYSAGEではこれからも、国内外を問わず「毎日使いたくなるお気に入りの器」をご紹介していきます。
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