記事 | PAYSAGE-お気に入りの食器たち
2025/05/11 06:06
ペペロンチーノとは?
ペペロンチーノ(正式名称:Spaghetti Aglio e Olio)は、イタリア料理の中でもシンプルかつ奥深いパスタ料理の一つです。日本では単に「ペペロンチーノ」と呼ばれることが多いですが、イタリア語で「アーリオ・エ・オーリオ」と発音し、「ニンニクとオリーブオイルのスパゲッティ」を意味します。
ガーリックとオリーブオイル、唐辛子を使ってパスタを仕上げるため、その風味がダイレクトに味わえます。特にエクストラバージンオリーブオイルの品質が味を左右するため、上質なオイルを使うことがポイントです。家庭でも簡単に作れるため、日常のランチやディナーにぴったりの一品です。
ペペロンチーノを美味しく作るポイント
1. 上質なエクストラバージンオリーブオイルを選ぶ
ペペロンチーノの命とも言えるオリーブオイル。しっかりとした香りとフルーティーな味わいのある、上質なエクストラバージンオリーブオイルを使うことで、一気にプロの味わいに近づきます。
PAYSAGE でも取り扱っている「サレミ RE エクストラバージンオリーブオイル」 がおすすめ。フレッシュな風味がガーリックの香ばしさを引き立てます。
2. パスタの下味が決め手:茹でる際の塩加減
パスタを茹でる際の塩加減は非常に重要です。目安として1リットルの水に対して10gの塩を加えます。塩味がしっかりついていることで、ペペロンチーノ全体の味が引き締まります。塩が不足すると、パスタそのものがぼやけた味わいになってしまうため、ここは妥協せず、しっかりと塩を入れましょう。
3. パスタの選び方:ブロンズ vs テフロン
パスタの食感を左右するのが、製法による違いです。
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ブロンズダイス製法:表面がざらざらしており、ソースが絡みやすいのが特徴。
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テフロンダイス製法:表面がつるっとしているため、オイルが滑りやすい。
ペペロンチーノにはブロンズダイスのパスタが最適。ざらざらとした食感がオイルをしっかりと絡め、ガーリックや唐辛子の風味を逃さず楽しめます。
4. パスタの太さは1.6~1.8mmがベスト
ペペロンチーノに適しているパスタの太さは、1.6~1.8mmです。これより細いとオイルとのバランスが崩れ、太すぎるとガーリックの香ばしさが負けてしまいます。標準的なスパゲッティを選ぶと失敗が少ないでしょう。
5. ニンニクの使い方:潰す or 刻む
ニンニクは、風味をしっかり出すために包丁の腹で潰すのが基本です。潰すことで断面が広がり、オイルに香りがしっかり移ります。
一方、細かく刻むと香ばしさが増しますが、焦げやすい点に注意が必要です。焦げると苦味が出るため、低温でじっくりと火を通すことが大切です。
北欧食器でペペロンチーノをおしゃれに演出
ペペロンチーノの黄金色を際立たせるには、シンプルかつ洗練された北欧食器が最適です。例えば、イッタラ(iittala) や アラビア(Arabia) の白や淡いグレーのプレートは、オイルの光沢を美しく引き立てます。
また、ロールストランド(Rörstrand) の花柄やブルー系プレートも、ペペロンチーノの鮮やかさを際立たせます。
ポーリッシュポタリーでカジュアルに楽しむ
温かみのあるポーリッシュポタリー(ポーランド食器)は、家庭でのリラックスした食事にぴったりです。特にクラウドボウルやディーププレートは、オイルが流れ出さない形状で、パスタをしっかり盛り付けられます。
華やかな絵柄が料理を引き立て、食卓が華やぎます。
まとめ
イタリアのシンプルなスパゲッティ「ペペロンチーノ(Spaghetti Aglio e Olio)」は、使う食器によって異なる表情を見せます。北欧食器でモダンに、ポーリッシュポタリーでカジュアルに、それぞれの魅力を活かしておしゃれな食卓を楽しんでください。
料理のポイントを押さえたうえで、ぜひ美味しいペペロンチーノを自宅で堪能してください。お気に入りのエクストラバージンオリーブオイルと食器で、日常をちょっと特別にしてみませんか?
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