記事 | PAYSAGE-お気に入りの食器たち

2025/05/02 05:36


こんにちは。いつものパスタが、もっと美味しく、もっと楽しくなる――
そんな小さなヒントを今日はご紹介します。

スパゲッティと聞くと、「太さ」や「ゆで加減」に目が行きがちですが、実は**製造方法によって「ブロンズタイプ」と「テフロンタイプ」**という大きな違いがあることをご存じでしょうか?

見た目は似ていても、食感、ソースとの相性、調理のコツ、そしてなにより「器との組み合わせ」にまで影響してくるんです。

この記事では、そんなスパゲッティの種類の違いと、それぞれに合った北欧食器やポーリッシュポタリーの器の選び方をご紹介します。

お気に入りのパスタと器が揃えば、おうちの食卓がもっと特別な時間に変わるはず。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


ブロンズタイプ

「ブロンズタイプ」は、ブロンズ製(青銅)のダイスという金型を使って成形されたスパゲッティ。
この方法で作ると、表面がほんのりザラザラとした質感になり、ソースの絡みが非常によくなるのが特長です。

イタリアの伝統的な製法を受け継いだパスタメーカーに多く、見た目にもやや白っぽく、手打ちパスタに近い雰囲気があります。

こんな料理におすすめ:

  • ミートソース(ボロネーゼ)

  • カルボナーラ

  • ラグーなどの煮込み系ソース

  • チーズやバターを使った重めのソース

使い方のコツ:
ソースがよく絡むので、濃厚な味付けの料理にぴったり。
また、ザラつきがある分、やや早めにアルデンテになる印象なので、茹で時間は表示より少し短めを意識すると良い仕上がりになります。


テフロンタイプ

「テフロンタイプ」は、**テフロン加工された金型(ダイス)**を使って作られたスパゲッティ。
この製法だと、パスタの表面がつるんとして光沢があり、なめらかで均一な形状になります。

日本でよく見かける一般的なスパゲッティはこちらのタイプ。価格も手ごろで、調理しやすく、家庭料理に使いやすいのが魅力です。

こんな料理におすすめ:

  • ペペロンチーノ

  • 冷製パスタ

  • ナポリタン

  • トマトソースのシンプルなパスタ

使い方のコツ:
ソースが軽めでもパスタの主張が強すぎないので、あっさりした味付けに向いています。
冷製にする場合も、表面がつるっとしているため、茹でたあとによく冷やして締めると、心地よい食感が楽しめます。


レシピ別・おすすめの器と北欧食器の組み合わせ例

パスタをもっと楽しむなら、料理に合う器の選び方も大切にしたいところ。
ここでは、人気のパスタレシピに合わせて、北欧食器やポーリッシュポタリーとの組み合わせ例をご紹介します。


◎濃厚ボロネーゼ × ポーリッシュポタリーの深皿

ラグー系のしっかりしたソースには、深さのあるポーリッシュポタリーのディーププレートがおすすめ。
肉の旨みをしっかり受け止める陶器の質感と、可愛らしい絵柄が食卓を温かく彩ります。
特に「カモミール柄」や「ピオニー柄」など、温かみのあるデザインが相性◎。


◎ペペロンチーノ × 北欧ブランド「アラビア」の24h Avec プレート

ツルっとしたペペロンチーノには、フラットなリム付きプレートがぴったり。
アラビア「24h Avec」シリーズ(20〜26cm)は、シンプルながら料理の存在感を引き立ててくれる優れもの。
オリーブオイルの照りや唐辛子の彩りが美しく映えます。


◎冷製トマトパスタ × 北欧ブランド「イッタラ ティーマ」のボウル

冷製パスタには、広めで浅めのボウルタイプが最適です。
「イッタラ ティーマ」の21cmボウルなら、冷たいトマトやバジルの色も鮮やかに見え、涼やかな雰囲気を演出してくれます。
ホワイト・ライトブルーなどの淡色が特におすすめ。


◎カルボナーラ × ポーリッシュポタリーのクラシックボウル

クリーミーなカルボナーラには、口縁がしっかり立ち上がったクラシックボウルが好相性。
ポーリッシュポタリーの「トゥラ社製」や「マヌファクトゥラ社製」の中鉢サイズであれば、パスタがソースごと美しく収まります。
卵やチーズの黄色と器のコントラストも楽しめます。


◎ナポリタン × 北欧レトロなパラティッシ(Arabia)

レトロな味わいのナポリタンには、同じくレトロモダンな器がベストマッチ。
アラビアの「ブラックパラティッシ」や「パープルパラティッシ」のプレートは、ナポリタンの赤を引き立てながら、洗練されたカフェ風の盛り付けに仕上がります。


まとめ:パスタも器も“料理の一部”

スパゲッティのブロンズタイプとテフロンタイプ、それぞれに魅力があります。
どちらが上ということではなく、料理に合わせて選ぶことで、より完成度の高い一皿になります。

そして、器はただの“入れ物”ではなく、料理を引き立てる大切な要素
おうちでの食事時間をもっと豊かにするために、ぜひスパゲッティと器、どちらにも少しだけこだわってみてください。

お気に入りの器とお気に入りの食材が揃ったら、それだけで暮らしはぐっと楽しくなるものです。


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