記事 | PAYSAGE-お気に入りの食器たち

2025/05/01 05:55

「今日はパスタにしようかな」と思い立ったとき、あなたはどのパスタを選びますか?

実は、パスタには600種類以上の形状が存在すると言われており、ソースとの相性や食感、料理法に合わせて選ぶことで、いつもの一皿がぐっと美味しくなるんです。

本記事では、私たちの食卓でもっとも馴染み深いスパゲッティのバリエーションを詳しく解説しつつ、代表的なパスタの形状ごとの特徴とおすすめの器選びもご紹介します。
お気に入りの器とともに、今日のパスタタイムをちょっと豊かにしてみませんか?


【前半】スパゲッティの世界を深掘り。太さや形でこんなに違う!

◆ スパゲッティ(Spaghetti)

標準タイプ|直径 約1.8mm

もっともベーシックなパスタで、どんなソースとも相性抜群。和風・洋風問わず使える万能タイプです。

料理例: ペペロンチーノ、ナポリタン、ミートソース
器選び: 北欧ブランドのパスタプレート(白やグレー)ですっきりと。


◆ スパゲッティーニ(Spaghettini)

やや細め|直径 約1.4〜1.6mm

火の通りが早く、軽やかな仕上がり。繊細なソースや冷製にも向いています。

料理例: 冷製トマトパスタ、ジェノベーゼ
器選び: ポーリッシュポタリーの深皿。彩り野菜との相性も抜群です。


◆ カッペリーニ(Capellini)

極細|直径 約0.9〜1.3mm

「天使の髪の毛」とも称される極細パスタ。サラダ感覚や冷製パスタに最適。

料理例: 冷製レモンパスタ、トマトのジュレパスタ
器選び: 北欧食器の小さめボウルや浅鉢で、涼やかに演出。


◆ スパゲットーニ(Spaghettoni)

太め|直径 約2.0mm以上

もちっとした食感で、濃厚ソースによく合います。満足感のある仕上がりに。

料理例: カルボナーラ、アマトリチャーナ
器選び: どっしりとしたポーランド食器の大皿で、家庭的な温もりを演出。


◆ ブカティーニ(Bucatini)

ストロー状の穴あき麺

中心に穴の開いたユニークなスパゲッティ。ソースの香りが中に染み込みます。

料理例: チーズ系ソース、濃厚トマトソース
器選び: リム付きの深皿で、見た目も楽しく。


◆ キターラ(Chitarra)

角断面|アブルッツォ地方の伝統麺

四角い断面が特徴の卵多めパスタ。ラグーやチーズ系ソースとの相性が抜群。

料理例: ラグーソース、カチョ・エ・ペペ
器選び: 素朴な風合いのポーリッシュポタリーで一層引き立ちます。


スパゲッティだけじゃない!代表的なショート&ロングパスタ

◆ フェットチーネ(Fettuccine)

平打ち|幅広ロングパスタ

もちもち食感で、濃厚ソースと絡みやすい。見た目も豪華な一皿に。

料理例: クリームパスタ、ラグー
器選び: 深さのある陶器のボウルでソースたっぷりに。


◆ ペンネ(Penne)

筒状ショートパスタ|斜めカット

ソースがしっかり絡み、焼きパスタや炒め物にもぴったり。

料理例: トマトソースペンネ、ペンネアラビアータ
器選び: 楕円のグラタン皿や中鉢で温かみある演出を。


◆ ファルファッレ(Farfalle)

リボン型パスタ|見た目も楽しい

可愛らしい見た目で、おもてなしやお子様メニューにも最適。

料理例: パスタサラダ、クリーム系の軽いソース
器選び: 北欧カラーのサラダボウルに盛りつけると華やか。


◆ フジッリ(Fusilli)

ねじれショートパスタ|ソースが絡みやすい

形状がソースをしっかりキャッチ。冷製パスタにも向いています。

料理例: バジルペースト、トマト&チーズ和え
器選び: 白地のポーリッシュポタリーで爽やかに。


◆ ラザニア(Lasagna)

シート状パスタ|重ね焼きに

層状に重ねて焼き上げる贅沢な一皿。おもてなしや特別な日に。

料理例: ラザニア(ミート・ホワイトソース)
器選び: オーブン対応の陶器皿。北欧ブランドの耐熱皿も◎。


食器とのコーディネートで、パスタはもっと美味しくなる

パスタの種類を変えるだけで、食感や味の印象が変わるのはもちろん、器の選び方によっても料理全体の雰囲気は大きく変わります。

シンプルなスパゲッティには、北欧食器の直線的なプレートを。
ほっこりしたラグーやクリーム系パスタには、ポーリッシュポタリーのあたたかみあるボウルを。
食卓のイメージとお料理をリンクさせることで、普段のごはんもぐっと豊かになります。


今日のパスタ、ちょっとだけこだわってみませんか?

🍝「パスタって奥深い」——そう感じたあなたにこそ、ぜひ麺の種類や器選びも楽しんでほしいと思います。
パスタは気軽で自由な料理。ちょっとした工夫で、いつもの味が特別になります。

お気に入りの器とともに、“わたしらしいパスタ時間”を始めてみてくださいね。

PAYSAGE - お気に入りの食器たち
https://www.paysage.jp