記事 | PAYSAGE-お気に入りの食器たち

2025/04/23 04:59


コーヒーが好きな方にとって、「今日はどんな淹れ方で飲もうか?」と考えるのも、ひとつの楽しみですよね。
ひとくちにコーヒーといっても、ドリップ、エスプレッソ、サイホン…とスタイルはさまざま。

今回は、そんな三つの代表的な抽出方法を比べながら、それぞれの良さと器選びのポイントをご紹介します。
どんな飲み方でも、「お気に入りのカップ」があるだけで、もっと美味しく、もっと豊かに感じられるはずです☕✨


ドリップコーヒー ― 丁寧に味わう、香り高い一杯

お湯を少しずつ注ぎ、じっくりと時間をかけて抽出するドリップコーヒー。
手間はかかるけれど、そのぶん豆本来の風味がしっかりと味わえるのが魅力です。
酸味や甘みのバランスを楽しめる、やさしい味わいに仕上がります。

朝の静かな時間や、読書のお供にぴったり。
たっぷりサイズのポーリッシュポタリーのツボミ型マグでいただくと、保温性もよく、手触りもやわらかでおすすめです。


エスプレッソコーヒー ― 凝縮された旨み、目覚めの一杯

エスプレッソは専用マシンで高圧抽出するスタイル。
抽出時間はわずか20~30秒ほどですが、その中に強い苦味と濃厚なコクがぎゅっと詰まっています。

量は少なくとも、満足感のある深い味わい。
そのままでも美味しいですが、フォームドミルクを加えてラテにすれば、まろやかさと香りが引き立ちます。

器は、小さめのデミタスカップが定番。
北欧ブランドのシンプルな白磁や、青や黒のシックなカップを合わせると、モダンで落ち着いた印象になります。


サイホンコーヒー ― 見た目も楽しい、クラシカルな抽出法

ちょっと特別感を演出したい日には、サイホン式はいかがでしょうか?
2つのガラス容器とアルコールランプで抽出するこの方法は、化学実験のような見た目も楽しめる一種のエンターテインメント。

熱と気圧を利用して抽出されるサイホンコーヒーは、まろやかでクリアな味わい
豆のキャラクターが繊細に表現されるので、スペシャリティコーヒーやシングルオリジンとの相性が抜群です。

クラシックな時間にふさわしいのは、上品な柄のポーリッシュポタリーのティーカップ型や、脚付きの北欧ヴィンテージカップ。
透明感のあるガラス抽出器に、陶器のぬくもりがよく映えます。


あなたはどのスタイルで楽しむ?

  • ゆったりリラックスしたい日には、ドリップコーヒー
     → マグでたっぷり、気分もほっこり

  • キリッと集中したい朝には、エスプレッソ
     → デミタスで短くも力強く

  • 非日常を楽しみたい休日には、サイホンコーヒー
     → 抽出の時間も贅沢なひととき

どれが正解ということはなく、その日の気分に合わせて選べるのがコーヒーのいいところです。


器で変わる、コーヒーの印象

どんな淹れ方のコーヒーでも、最後に口に運ぶのは“器”です。
北欧食器のミニマルなデザインや、ポーリッシュポタリーの温かみのある柄は、それぞれのコーヒーと不思議と調和します。

例えば:

  • ツボミ型マグにはドリップの優しさを

  • デミタスカップにはエスプレッソの力強さを

  • 脚付きのカップにはサイホンの繊細さを

器とコーヒーのマッチングで、五感すべてが喜ぶひとときを作ってみてください☕✨


まとめ

ドリップ、エスプレッソ、サイホン――どのスタイルにも、それぞれの魅力があります。
それに合わせる器にもこだわることで、毎日のコーヒータイムがもっと豊かに、もっと楽しくなるはずです。

今日の一杯は、どんな淹れ方で、どのカップで楽しみますか?

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