記事 | PAYSAGE-お気に入りの食器たち

2025/04/19 05:42

イタリアンをもっと身近に、ポーリッシュポタリーと北欧食器でおしゃれに食卓演出

リゾットといえば、イタリアの代表的なお米料理。
とろりとした口当たりに、しっかりとしたアルデンテの食感が魅力ですよね。

でも、日本の家庭でリゾットを作るとなると、本場の「カルナローリ米」や「アルボリオ米」をわざわざ用意するのはちょっとハードルが高い…。
そんなとき、私たちが普段食べている日本のお米で美味しく作れるリゾットのポイントをご紹介します。

本場のリゾット米と日本米の違い

リゾット用のお米(カルナローリやアルボリオ)は、粒が大きくて中心に芯が残るのが特徴。
でんぷん質が多く、煮込んでもべちゃっとしにくく、ソースとの一体感が出やすいのが魅力です。

一方、日本の米(コシヒカリなど)は粘りが強く、水分をよく吸います。
そのため、そのままリゾットにすると柔らかくなりすぎて、おかゆっぽくなってしまうことも。

日本米でリゾットを作る時のポイント

  1. 洗わずに使うか、軽く洗うだけにする
     米の表面のデンプンが、ソースと絡みやすくなります。

  2. 炒め時間を長めに
     オリーブオイルやバターでじっくり炒めてコーティングすることで、煮崩れしにくくなります。

  3. スープの量を少しずつ調整
     一気に入れるのではなく、少しずつ加えて混ぜながら煮ることで、お米の状態を見ながら調整できます。

  4. アルデンテ風に仕上げるには早めに火を止める
     やや硬さを残すように意識すると、日本米でも「らしさ」が出てきます。

食器の選び方:北欧食器やポーリッシュポタリーとリゾットの相性

リゾットは「見た目」もとても大切。
お米のやさしい色味に、具材の彩りが映えるお皿を選びたいですね。

  • ポーリッシュポタリー(ボレスワヴィエツ陶器)
     深さのあるプレートやスープ皿が◎。特にクードボウルスーププレートは、リゾットをしっかり受け止めてくれて、柄の美しさと料理が引き立ち合います。
     たとえば、青い花柄の「ピーコックアイ」シリーズと、トマトリゾットの赤が対比的で映えます。

  • 北欧食器(ARABIAやiittalaなど)
     シンプルな白やグレー系のプレートは、どんなリゾットも上品に演出してくれます。
     リムのある皿はソースが垂れにくく、食べやすさも抜群。

忙しい日のごちそうにも

冷蔵庫の残り野菜やチーズを活用すれば、手軽に“おもてなし風”の一皿が完成します。
お米さえあれば、パスタよりもボリュームがあって満足感も高い。
だからこそ、日常使いの器を少し工夫するだけで、特別な食卓に早変わりします。


日本の食材と、欧州の伝統的な器が調和するテーブル。
それはまるで、旅するような日常のひとときです。
次の休日、ぜひ日本米で作るリゾットと、お気に入りの器のコーディネートを楽しんでみてください。

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