記事 | PAYSAGE-お気に入りの食器たち

2025/04/10 05:59


日本の家庭で実践できる、美味しくて健康的な使い方

イタリアの食文化に欠かせない存在といえば、やはりエキストラバージンオリーブオイル(以下EVOO)です。
香り高く、口当たりの良いこのオイルは、サラダにかけるだけでなく、加熱調理やデザートにも応用できる万能選手。

今回は、日本のご家庭でもすぐに取り入れられる、イタリア産EVOOの実用的な使い方をご紹介します。


1. 和食×EVOOの意外な相性

エキストラバージンオリーブオイルは、意外にも和食との相性が良いことで知られています。

  • 冷奴にひとまわし:しょうゆやポン酢の代わりに、塩とEVOOをひと振り。シンプルながら素材の味が引き立ちます。

  • 味噌汁に一滴:仕上げにEVOOを数滴垂らすと、香りが立ち、コクもプラスされます。

  • 納豆に加えて:納豆+オリーブオイルは整腸作用の相乗効果も期待できます。


2. 毎日のサラダに「仕上げの香り」を

イタリアでは、サラダにはドレッシングではなくEVOOと塩、レモンやビネガーを使うのが基本。野菜本来の甘みを楽しむための黄金バランスです。

日本でも、

  • キャベツの千切り+EVOO+藻塩

  • トマトとオニオンのサラダ+EVOO+黒酢

といった簡単な組み合わせで、驚くほどリッチな味わいに仕上がります。


3. パスタやご飯料理に「仕上げオイル」として

オイルは加熱してしまうと、香りや風味が飛んでしまいがち。
だからこそ、仕上げに生のまま垂らすことで、豊かな香りが生きてきます。

  • パスタ:ペペロンチーノやトマトソースに、最後にひと回しかけるだけで本場の風味に。

  • 炒飯やピラフ:オリーブオイル仕上げで一気に洋風の香りに。

  • カレーライス:スパイスとEVOOの相性は抜群。意外にもマッチします。


4. トーストやおやつにも活用

パンにバターを塗る代わりに、オリーブオイルをかけるのはイタリア定番の朝食。

  • バゲット+EVOO+塩:これだけで立派なアンティパスト。

  • オリーブオイル+はちみつ:意外にも相性が良く、栄養価も◎。

  • バニラアイス+EVOO+岩塩:一度試すとクセになる大人のデザート。


5. 毎日の健康と美容にも貢献

オリーブオイルに含まれるオレイン酸やポリフェノールには、

  • 抗酸化作用

  • コレステロール値の調整

  • 腸内環境の改善

など、日々の健康維持に役立つ要素が多く含まれています。

「油を摂る=太る」という時代は終わり。質の良い油を、適量使うことが健康への第一歩なのです。


おわりに

イタリア産エキストラバージンオリーブオイルは、日々の食卓を豊かにしてくれるだけでなく、日本の家庭料理とも見事に調和する万能食材です。

少し良質なオリーブオイルを一本常備しておくことで、いつもの料理がグンとレベルアップ。
まずは「仕上げにひとまわし」から、始めてみませんか?

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