記事 | PAYSAGE-お気に入りの食器たち
2025/02/03 06:09
「ワインやバルサミコ酢はアルカリ食品」と聞いたことがありますか?実際にワインやバルサミコ酢を摂取したときのpHは酸性ですが、代謝後には体にアルカリ性の影響を与えるとされています。これは、これらの食品に含まれるミネラルが体のpHバランスに関与するためです。
今回は、ワインとバルサミコ酢をはじめ、「飲食時は酸性だけれど、代謝後にアルカリ性の影響を与える食品」について解説していきます。
ワインは酸性?アルカリ性?
ワインのpHは一般的に 3.0〜3.6(酸性) です。しかし、代謝後に「アルカリ性食品」と分類されることがあります。これは、食品が体内でどのように分解・吸収されるかによって変わるためです。
ワインに含まれる カリウム や ミネラル は、体の酸塩基バランスを整え、代謝後にアルカリ性の影響を与えるとされています。そのため、飲んでいるときは酸性でも、体内ではアルカリ性食品として働くのです。
白ワインと赤ワインの違い
ワインには 赤ワイン と 白ワイン がありますが、それぞれのアルカリ性の影響には若干の違いがあります。
赤ワイン | 白ワイン | |
---|---|---|
pH(酸性度) | 3.3〜3.6 | 3.0〜3.4(赤より酸性) |
ミネラル含有量 | カリウムが豊富 | カリウムは少なめ |
ポリフェノール | 豊富 | 少なめ |
PRAL(潜在的酸負荷) | 低め(アルカリ寄り) | 低め(アルカリ寄り) |
白ワインは赤ワインよりも 酸性度がやや高め ですが、カリウムを含むため、代謝後にはアルカリ性食品として分類されることが多いです。ただし、赤ワインほどのアルカリ性の影響はない可能性があります。
バルサミコ酢はアルカリ性食品?
バルサミコ酢は pH 2.0〜3.0の酸性 ですが、カリウムやミネラルを多く含み、体内で代謝されるとアルカリ性食品として作用します。バルサミコ酢はサラダや料理の味付けに最適であり、ワインとの相性も抜群です。
他にもある!ワインやバルサミコ酢と同じような食品
1. 酢(りんご酢、米酢、バルサミコ酢)
酢は pH 2〜3の強い酸性 ですが、 カリウムやミネラルが豊富 なため、代謝後にアルカリ性食品として作用します。特に りんご酢 はアルカリ食品として有名です。
2. 柑橘類(レモン、ライム、グレープフルーツ、オレンジ)
柑橘類は クエン酸 を多く含み、飲食時は酸性ですが、体内で代謝されるとアルカリ性の影響を与えます。特に レモン水 はアルカリ性食品の代表格です。
3. トマト
トマトのpHは 4.0〜4.5で酸性 ですが、 カリウムやマグネシウムが豊富 で、代謝後にはアルカリ性食品として働きます。
まとめ
食品 | 食べるときのpH | 代謝後の影響 |
ワイン(赤・白) | 3.0〜3.6(酸性) | アルカリ性食品として作用 |
バルサミコ酢 | 2.0〜3.0(酸性) | アルカリ性食品として作用 |
酢(りんご酢など) | 2.0〜3.0(酸性) | アルカリ性の影響あり |
柑橘類(レモンなど) | 2.0〜4.0(酸性) | アルカリ性食品 |
トマト | 4.0〜4.5(酸性) | アルカリ性食品 |
結論
✅ ワインやバルサミコ酢は、飲むときは酸性だが、代謝後にアルカリ性食品として作用する。 ✅ 特にバルサミコ酢はワインと相性が良く、健康的な食生活に役立つ食品。 ✅ 柑橘類、酢、トマトなどもアルカリ性食品としておすすめ。
ワインとバルサミコ酢を上手に取り入れ、これらの食品をバランスよく摂取することで、健康的な食生活をサポートできます!