記事 | PAYSAGE-お気に入りの食器たち
2025/05/20 05:44
瀬戸貝(イガイ)を楽しむ日本各地の味わい
瀬戸貝(せとがい)と呼ばれる貝をご存じでしょうか?
実はこの瀬戸貝、正式には「イガイ(学名:Mytilus galloprovincialis)」と呼ばれる二枚貝で、ムール貝の一種です。ヨーロッパ原産とされ、日本では特に瀬戸内海沿岸で多く見られ、「瀬戸貝」という愛称がつけられています。
今回は、この瀬戸貝が日本各地でどのように呼ばれ、どのような料理に使われているのかをご紹介します。
日本各地での呼び方
瀬戸貝は地域によって呼び名が異なります。以下にいくつか代表的な呼称を挙げてみましょう。
広島県・岡山県:瀬戸貝、イガイ
愛媛県・香川県:ガンガラ貝
山口県(瀬戸内側):ハマイガイ
九州北部:カラス貝
関東地方:ムール貝
それぞれの地域で、呼び名が異なることで、親しみやすさや郷土感が表れています。
各地の特色ある料理
イガイ(瀬戸貝)は、その豊かな旨味と食感が特徴で、地域ごとに異なる調理法で親しまれています。
瀬戸内地方(広島・岡山):酒蒸し、バター焼き、味噌汁
愛媛・香川:ガンガラ貝の炊き込みご飯、甘辛煮
山口県:塩ゆで、佃煮
九州北部:カラス貝の味噌汁、蒸し焼き
関東地方:ムール貝の白ワイン蒸し、パスタ
山口県周防大島・柳井市:お雑煮(正月料理)
特に瀬戸内海沿岸では、潮の香りと相まって酒蒸しやバター焼きがポピュラー。九州では味噌汁に入れて旨味を引き出すスタイルが多く、関東では洋風に仕立てたパスタやワイン蒸しが定番です。
また、山口県周防大島や柳井市では、正月のお雑煮に瀬戸貝を使う風習があり、磯の風味と出汁が絶妙な味わいを生み出します。しかし近年、瀬戸貝は手に入りにくくなり、価格が高騰しているため、かつてほど気軽には使えない状況です。地元の伝統を守りつつ、貴重な食材として大切にされている現状があります。
PAYSAGEおすすめの楽しみ方
PAYSAGEでは、瀬戸貝料理を楽しむための北欧食器やポーリッシュポタリーを豊富に取り揃えています。特に煮汁やスープがたっぷりと楽しめる「クラウドボウル」や「ディーププレート」がおすすめです。鮮やかなブルーの食器が、瀬戸貝の色合いを引き立て、食卓に華やかさを添えます。
また、温かみのあるポーリッシュポタリーは、お雑煮や味噌汁にもぴったり。丈夫で電子レンジや食洗機対応のため、普段使いにも適しており、瀬戸貝料理をより気軽に楽しむことができます。
北欧食器のシンプルで洗練されたデザインも、洋風アレンジのムール貝料理にぴったりです。ワイン蒸しやパスタを盛り付ければ、カフェ風のおしゃれな食卓が演出できます。
まとめ
日本各地で異なる呼び方や食べ方を持つ「瀬戸貝(イガイ)」。その地域ごとの味わいを、ぜひ食卓で楽しんでみてください。北欧食器やポーリッシュポタリーを使って、さらに美味しくおしゃれに演出してみましょう。
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